女性にモテる事がヤクザの必須条件

 ヤクザ組織の組員にとって、女性にモテることはヤクザ社会で生きていく上で、必須な条件であります。ヤクザ組織に給与という言葉は存在しません。会費(上納金)を組員が毎月、所属する組織に支払うのがヤクザ社会です。一方、組員は会費の代償として、「ヤクザ組織名」を公に行使できる権利を手にします。日本の裏社会において、「ヤクザ組織名」の効力は大きいです。しかし新入り組員にとって、給与が出ないのは困った事態です。裏社会での稼ぎ方を習得していないのに、会費を毎月収めなければならないからです。一般人同様の仕事をして捻出する方法もありますが、女性に頼る方法がヤクザ社会では一般的です。交際関係にある女性に、稼ぎの良い水商売で働いてもらうのです。新入りヤクザにとって、毎月の会費はもちろん、当面の自分の生活費まで、交際女性の稼ぎで賄うことができます。また新入り組員にとって、女性に頼ることは、居住面で大きな役割を果たします。現在の住宅・マンション業者はヤクザ組織の組員に住宅・部屋を貸しません。よって多くの組員は、交際女性名義の部屋の同居人という形で、居住しています。つまり交際女性を間に入れる仕組みをとっています。「交際女性」の有無が、新入り組員のヤクザ人生に大きな影響を与えます。

 

 つまり「女性にモテる」という能力が新人り組員に求められることになります。元々、キャバクラや風俗店で働いていた女性と交際することも多いです。ヤクザと水商売という社会で公に自慢できない職業から来る「後ろめたさ」が両者にはあります。「後ろめたさ」という共通点が両者をつなげさせているのかもしれません。水商売で働く女性にとって、ヤクザ組織の人間と交際するメリットもあります。人間関係が厳しく、客から嫌なことをされる事が多い水商売の世界で「ヤクザの彼氏」が「安全保障」の役割を果たすからです。しつこい客がプライベートの領域に踏み込んできても、「ヤクザの彼氏」にご登場頂き、撃退してもらえます。また夜の街には、「裏社会の需要」が満ち溢れています。夜の街で働く交際女性から得られる情報はヤクザ組織の組員にとって貴重です。時には、直接、裏社会の仕事が回ってきます。多方面で、交際女性の存在はヤクザ組織の組員を助けてくれるのです。一般人男性よりも、交際女性を持つ意味は大きいです。しかし純粋に男の魅力でモテているヤクザ組織の組員もいれば、暴力で女性を支配する事例も見受けられます。中には、交際女性を覚醒剤に依存させて、仲を断ち切らせないようにするヤクザ組織の組員もいます。交際する女性側にとっては深刻な側面があります。