情報の取得

 情報を得るというのは、非常に重要なことです。学生の間は、学校側が一方的に情報を流し、学生はそれを真面目に聞き取れば、充分な情報を得ることができました。取得する情報量の差は、授業態度や勉強量によって規定されていました。しかし社会人になると、研修会などで業務に関する情報は教えられるものの、それは極めて一部分でしかありません。現場に出れば、知らないことばかりで、その都度必要とされる情報を自ら得ていく必要があります。社会人にとって、能動的に情報を取得できるスキルが求められるのです。

 

 情報を得る先は、先輩になります。しかし先輩は先輩で仕事に忙しく、後輩に時間を割いて「自分にとって当たり前の内容」の業務情報を教えるのは、楽しいものではありません。「それは自分で調べろ」「それ前いったじゃん」などと冷たく扱われることもあるでしょう。勇気を出して聞きに行ったのに…。それによって自分の評価が下がるかもという懸念も生じます。結果、聞きにいくことすら、躊躇ってしまうことが起こります。また同じレベルにいる人に聞いて、何とかやり過ごします。しかし聞きにいかなければ、目的の情報は得られず、解決する必要のある事態は解決しません。また同じレベルのいる例えば同期に聞いても、おそらく自分と同じ情報量のはずで、解決は遠いはずです。情報を得るにしても、それなりのテクニックがあります。以下、情報を引き出すポイントをまとめてみました

 

①恥を覚悟で何でも聞きにいく姿勢を持つ

*これがまず、できていない場合が多いです

 

②聞くときは「相手の時間を奪っている」という意識を持つ

*なので具体的な行動としては「結論から話すなど手短に質問する」「丁寧に相手が説明しているからといって、調子に乗って追加の質問を沢山しない」「終わったら、丁寧にお礼をする」などがあります

 

③業務において日々貢献することで、相手からの信頼を得ておく

*自分の任された仕事の遂行は当然、雑務やまた先輩の仕事の手伝いで、よく教えてもらう先輩に信頼されておくのも重要です。やはり「可愛い後輩」には、情報を積極的に教えたいものが先輩です。これが雑務は積極的にしない、先輩の仕事の手伝いをやらせても失敗続きだと、先輩からは嫌われてしまいます。嫌う相手には、誰もが積極的に情報を与えたくないものです

 

④接触量の多い場所にいる

*タバコを吸う人は、喫煙所コミュニティに入れるので、会社内の情報通になれるというのはよく聞く話です。タバコを吸わなくても、相手との接触が多い場所に心掛けていることは非常に重要です。会社の机の配置もそう考えると非常に重要です。

 

  情報の取得に関しては、心掛け次第でできるものです。情報量が多ければ多いほど、業務上で打ち出せる策の質も良くなり、また数も多くなります。是非やってみるとよいですよ!!