レインズの長所

 

 不動産の物件購入希望者にとって、該当物件の「過去の成約価格」は知りたい情報です。閲覧者を制限しない民間サイトには、「過去の成約価格」は載っていません。しかし不動産屋のみ閲覧可能なレインズでは、「過去の成約価格」が載っています(*1)。「過去の成約価格」という情報は、レインズの長所といえます。

 

<引用・参考文献>

*1 『Wedge』2019年12月号「中古活性化に必要な「情報透明化」と「価値再生」」, p29

闇市の場所代

 

 日本の闇市は、太平洋戦争終了後の1945年8月から1950年頃(*1)まで開かれていました。出店者は、闇市の統括者であるテキヤ組織に対し、営業日ごとに場所代を払っていました(*2)。場所代は「ゴミセン」と呼ばれていました(*2)。

 

<引用・参考文献>

*1 『東京のヤミ市』(松平誠、2019年、講談社学術文庫), p188

*2 『東京のヤミ市』, p208

大家にとっての「広告料」

 

 所有アパートに空き室が出た場合、大家は不動産会社に「新規の入居者募集」を依頼します(*1)。不動産会社が新規の入居者を見つけた場合、大家は不動産に「広告料」という形で、謝礼を払います(*1)。広告料は地域によって異なります(*1)。広告料の相場は、「該当物件家賃」の1カ月~5カ月となっています(*1)。家賃5万円の物件の場合、「広告料4カ月」は20万円になります。

 

<引用・参考文献>

*1 『パート主婦、“戸建て大家さん”はじめました!』(舛添菜穂子、2015年、ごま書房新社), p118-119

アパートの管理方法

 

 アパートの大家は、アパートを管理しなければなりません。管理方法としては「自主管理」と「管理会社への委託」があります(*1)。管理会社への委託の場合、大家は管理会社に料金を払います(*1)。管理会社に払う料金の1例として、毎月6万円前後があります(*1)。家賃の受取において、自主管理の大家は、入居人から直接家賃を受け取ります(*1)。一方、管理会社への委託の場合、入居人の家賃は管理会社を通して、大家に届けられます(*1)。

 

<引用・参考文献>

*1 『ボロ物件でも高利回り 激安アパート経営-入居率95%を誇る非常識なノウハウ』(加藤ひろゆき、2007年、ダイヤモンド社), p184-185

演歌師

 

 太平洋戦争終了(1945年)以前、テキヤ組織には演歌師がいました(*1)。両国家というテキヤ組織には、石田一松という演歌師がおり、全国の高市(祭りや縁日)(*2)を回っていました(*1)。当時の演歌師は二人一組で、1人が歌い、もう1人が歌詞パンフレットを売っていました(*1)。歌手が「集客役」、パンフレット売りが「資金回収役」でした。石田一松は太平洋戦争終了後、衆議院議員総選挙に出馬、当選し議員となりました(*1)。

 

 極東会初代と位置付けられる関口愛治は1910~1914年、横浜の桜井一家のもとで演歌師として活動しました(*3)。1914年関口愛治は演歌師の活動拠点を浅草に移しました(*3)。

 

 当時のテキヤ組織が音楽業界と近かったことが分かります。

 

<引用・参考文献>

*1 『親分 実録日本俠客伝①』(猪野健治、2000年、双葉文庫), p123-124

*2 『ヤクザに学ぶ 伸びる男 ダメなヤツ』(山平重樹、2008年、徳間文庫), p155

*3 『SANWA MOOK ウラ社会読本シリーズ⑤ 極東会大解剖 「強さ」を支えるのは流した血と汗の結晶だ!』(実話時代編集部編、2003年、三和出版), p33-35

路線価と公示地価

 

 不動産用語として「路線価」があります。路線価は、公示価格や売買実例価格に基づいて国税庁により決められた「土地の価格」のことです(*1)。相続税贈与税の課税額を求める際、路線価は用いられます (*1)。路線価は「1㎡当たりの千円単位の金額」で表されます(*1)。「500」と表示されている場合、50万円を意味しています。路線価の対象は全国約33万カ所です(*2)。

 

 「公示地価」という用語もあります。公示地価は、国土交通省の土地鑑定委員会が出す「1月1日時点の標準地の価格」のことです(*1)。公示地価は毎年3月に公表されます(*1)。まず2人以上の不動産鑑定士が個別に標準地を鑑定します(*1)。鑑定結果が調整された後に、公示地価は決定されます(*1)。公示地価の対象は全国2万6千地点です(*2)。

 

 路線価は「公示地価の8割」になるように算出されます(*2)。価格面においては、公示地価の方が路線価より高いです。

 

<引用・参考文献>

*1 不動産・住宅サイト SUUMO(スーモ)「住宅用語大辞典」

*2『FACTA』2019年8月号「「駅近と駅遠」不自然な地価逆転」

不動産屋の利幅

 

 

 不動産屋の利幅は大きいと言われています。要因として「単価の高さ」「在庫がないこと」が主に挙げられます(*1)。都心中古物件の売買の場合、売買価格は数千万円になります。国土交通省の告示では、不動産屋の仲介手数料の上限は「売買価格×3 % + 6万円+消費税」です(*2)。2,000万円の売買価格の仲介手数料は、66万円(消費税除く)になります。また不動産屋は基本的に「売主」と「買主」を仲介する仕事である為、「在庫」を持ちません(買取を行う不動産屋も実際ありますが、今回の記事では無視させてください)。不動産屋が「売主」から物件を購入した後に、「買主」に販売するということはしません。不動産屋には「仕入」という費用がないのです。

 

<引用・参考文献>

*1 『経験ゼロでもムリなく稼げる! 小さな不動産屋のはじめ方』(松村保誠、2016年、同文舘出版), p14-16

*2 不動産・住宅サイト SUUMO(スーモ)「住宅用語大辞典」