山口組分裂抗争

山健組若中人数の推移

2015年8月山口組から、山健組や宅見組など計13団体が脱退、神戸山口組を立ち上げました(*1)。山口組は分裂しました。翌2016年5月時点、山健組若中(執行部ではない山健組下部団体トップと一人親方)は52人いました(*2)。2017年4月時点でも、山健組若中は51人…

「絆會」に改称した狙い

1月12日、任侠山口組が「絆會」に改称しました(*1)。任侠山口組の前身・「仁俠団体山口組」は神戸山口組からの脱退勢力により、2017年4月結成されました(*1)。同年8月、仁俠団体山口組は「任侠山口組」に改称しました(*2)。2017年4月~2020年1月まで、神戸山…

特定抗争指定暴力団

1月7日公安委員会により、山口組と神戸山口組が「特定抗争指定暴力団」に指定されました(*1)。各府県の公安委員会により、10市(名古屋市、桑名市、岐阜市、京都市、大阪市、豊中市、尼崎市、神戸市、淡路市、姫路市)で「警戒区域」が定められました(*1)。…

11月27日の古川組総裁射殺事件

2019年11月27日午後17時頃、兵庫県尼崎市で神戸山口組2次団体・古川組総裁の古川恵一が元山口組組員に自動小銃で射殺されました(*1)。実行犯の元組員は事件後、逃走中に京都府の京都南インター付近で現行犯逮捕されました(*1)。 2017年4月神戸山口組の分裂時…

山健組トップが実行犯に至った背景

8月21日に神戸市内で起きた弘道会組員に対する銃撃事件の「実行犯」の容疑で、12月3日神戸山口組の主要2次団体・山健組トップの中田浩司が兵庫県警に逮捕されました(*1)。中田浩司に掛けられた容疑は殺人未遂、銃刀法違反でした(*1)。太平洋戦争終了以降(19…

弘道会の役職変更

山口組ナンバー2の若頭・髙山清司が2019年10月18日、府中刑務所から出所しました(*1)。髙山清司は2010年に恐喝容疑で逮捕、起訴されました(*2)。2013年3月京都地裁は髙山清司に対し、懲役6年の判決を出しました(*3)。髙山清司は控訴するものの、2013年12月大…

10月10日の射殺事件から読み取れるもの

10月10日午後2時半頃、神戸市の山健組本部前で、神戸山口組2次団体・山健組の組員2人が射殺される事件が起きました(*1)。射殺犯は、神戸山口組と抗争中の山口組2次団体・弘道会の組員(1人)でした(*1)。当日、山健組定例会が山健組本部で開かれていました(*…

任侠山口組は山口組に加入するのか

任侠山口組が山口組(六代目山口組)に加入するという話が飛び込んできました(*1)。現在、明らかになっていない事が多いです。両団体が加入の方向で動いているのか、交渉の不成立に至ったのか、または交渉を続けているのか、不明です。 『日刊ゲンダイ』2018…

小競り合いの勝敗を決するのは

死者1名を引き起した任侠山口組トップ織田絆誠襲撃事件の余波が続いています。警察当局は神戸山口組の山健組組員の犯行と見なしており、神戸山口組と任侠山口組の対立が激しくなっています。しかし従来の抗争のように、拳銃使用による幹部殺害の報復合戦は考…

なぜ織田絆誠は先頭車に乗っていたのか

9月12日午前10時頃、神戸市長田区で起きた任侠山口組トップ織田絆誠の襲撃事件において、織田絆誠は3台編成の先頭車に乗っていました(*1)。通常、抗争中のヤクザ組織トップを護送する場合、3台の乗用車で護送します。3台が車列を組み、トップを乗せる高級車…

山口組の動きも活発的に

9月12日午前10時頃、神戸市長田区で任侠山口組トップ織田絆誠達が拳銃を持った男達に襲撃される事件が起きました(*1)。織田絆誠は無事でしたが、襲撃グループの発砲により、任侠山口組の組員1名が死亡しました(*1)。襲撃グループは現在、逃走中です(*1)。今…

独立団体の石湊会

『週刊アサヒ芸能』2017年9月7日特大号において元山口組組員の作家・沖田臥竜が、長崎県内最大のヤクザ組織・石湊会が「指定暴力団」に指定される予定であるという内容の記事を書いています。沖田臥竜の記事によれば、石湊会は元々山健組傘下の組織で、2015…

弘道会と山健組の相違点の1つ

山口組有力2次団体・弘道会と神戸山口組有力2次団体・山健組は、実話誌等において、よく比較される対象です。両団体の相違点の1つとして、下部団体における「老舗組織」の有無があります。「老舗組織」の定義を勝手に、太平洋戦争終了時(1945年)以前から、…

任侠団体山口組の勢力範囲

4月末に発足した任侠団体山口組の参加団体が明らかになってきました。『週刊実話』2017年6月8日号には、参加団体の拠点地が掲載されています。参加団体の拠点地の分布から、任侠団体山口組の勢力範囲を推測できます。参加団体(2次団体)によって、組織規模…

偽装分裂~新団体は神戸山口組の別動隊という可能性について考えてみた

近年のヤクザ組織において、偽装破門の増加が指摘されています(*1)。ヤクザ組織の追放を意味する破門処分を偽装的に出すメリットとして、破門処分の元組員が「一般人」になれることがあります。実際元組員は、暴対法や暴排条例の「5年ルール」により、5年間…

静岡県勢の離脱話について

山口組分裂抗争に詳しい「慣れ果て (‏@narehateta)」が9月19日、「六代目山口組若頭補佐清水一家、同幹部國領屋一家、同舎弟一力一家、同若中良知組、の計4社。一昨日から離脱の話し合い(移籍で全当代合意済み)を行って居た所、勘付いた名古屋が得意の…

神戸山口組の西脇組と俠友会

神戸山口組若頭の寺岡修が率いる組織(2次団体)が俠友会です。俠友会は兵庫県淡路島の淡路市内にある本部事務所を拠点に活動しています(*1)。現在、俠友会の本部事務所は1次団体・神戸山口組の「総本部」としても使用されています。寺岡修のヤクザとしての…

特定抗争指定暴力団の指定を避けたい両山口組

抗争中の山口組と神戸山口組が共に恐れていることの1つに、警察当局による「特定抗争指定暴力団の指定」があります。 2014年に改正された暴対法第十五条によれば、指定暴力団(つまりヤクザ組織)同士による武力抗争が激化した場合、公安委員会が該当のヤク…

抗争激化の事態にもなりかねない騒動

昨日、山口組トップ司忍の一行が新神戸駅に降り立ち駅を出る際、「サインください」と神戸山口組の関係者から挑発される騒動がありました。山口組側からすれば、トップが直接狙われた訳で、面子が大いに潰された形です。 ヤクザ組織の力学上、山口組から何ら…

分裂後、神戸山口組に加入した組織

2015年8月27日に山口組が分裂しから、1年が過ぎました。脱退側で結成された神戸山口組の傘下組織(2次団体)は、当初13団体でした。しかし2016年8月時点で、24団体にまで増加しています(*1)。分裂以降も、11団体が加わったことから、新組織結成後勢いが衰え…

宮崎市での刺殺事件の背景にある対立構図

8月19日未明、宮崎県宮崎市にて山口組2次団体・石井一家(大分市)の傘下団体の元構成員が複数名により刃物で刺されるなどにより、殺害される事件が起きました。事件があった時間、複数の大きな怒声を、地域住民が聞いていました。現場近くに、山口組と敵対…

「慣れ果て ‏@narehateta」さんは一体何者か?

昨日発売の週刊現代では、とうとうと言うべきか、ヤクザ業界取材の第一人者・溝口敦さんによる神戸山口組の織田絆誠若頭代行のインタビュー記事が掲載されています。内容自体は、溝口さんが日刊ゲンダイで持たれている連載コーナーですでに発表されているも…

神戸山口組組長井上邦雄の兄弟分

昨年夏に起きた山口組分裂劇により誕生した神戸山口組は、分裂元の山口組から絶縁扱いをされたにも関わらず、ヤクザ社会内で「承認」された結果、存在感を保ち続けています。神戸山口組を「承認」した主な1次団体のヤクザ組織としては、酒梅組(大阪市)、会…

神戸山口組系の元組員射殺事件

15日16時40分頃、名古屋市中区のマンション一室で神戸山口組系組員(64)が射殺される事件が起きました。現場から車で逃げる男2名が目撃されており、愛知県警は行方を追っています。2人組の男は被害者がいたマンション宅の玄関ドアから入り、被害者を射殺し…

司忍ボディガード逮捕 弘道会ヒットマン部隊の実情を探ることが目的か

6月26日の時事通信によれば、司忍のボディガードを長年務める原田茂夫(弘道会)が、暴力団の構成員であることを隠し預金口座を開設した詐欺の疑いで26日までに逮捕されました。記事では、本名の後藤茂夫となっています。警察当局の目的は、当然詐欺による逮…

山口組分裂抗争は長期戦の様相を呈し始めた

山口組分裂を巡る抗争が表面上、山口組と神戸山口組の両団体により鎮静化の傾向にあります。5月31日神戸山口組2次団体・池田組若頭が射殺され、6月5日実行犯を名乗る山口組2次団体・弘道会の傘下組員が捜査本部の岡山南警察署に出頭してから、日数が経ちまし…

髙山組組員出頭から透けて見えてくるもの

5月31日岡山市で起きた神戸山口組2次団体・池田組若頭射殺事件の実行犯として、山口組2次団体・弘道会の傘下組員が6月5日、捜査本部の岡山南警察署に出頭しました。5月26、27日開催の伊勢志摩サミットを控えて、山口組と神戸山口組はともに抗争事件となる暴…

神戸山口組の動向が注目される

衝撃的なニュースがヤクザ社会に走りました。5月31日午前9時50分頃、岡山県岡山市南区のマンション駐車場で、神戸山口組2次団体・池田組の若頭を務める男性が2発の銃弾を身体に受け、死亡しました。犯人はバイクで走り去り、現在も捕まっておりません。岡山…

光生会、伊豆組に移籍

数ヵ月前の話になりますが、九州の山口組で大きな出来事がありました。福岡市を拠点にする2次団体・光生会が同じ福岡市に拠点を持つ2次団体・伊豆組に移籍することになったのです。光生会は伊豆組の傘下団体になる為、山口組の3次団体に降格となります。光生…

宅見組トップの入江禎が水面下で動いてる模様

会員制月刊誌『選択』5月号によると、神戸山口組の副組長で、神戸山口組の有力2次団体・宅見組を率いる入江禎が水面下で他団体と交渉を行っているという話があるそうです。最近の入江禎の動向を警察当局もつかめていない模様です。分裂後、山口組在籍時の地…