福岡市に進出した道仁会2次団体

 

 道仁会は古賀磯次により1971年結成されました(*1)。古賀磯次は1965年福岡県久留米市に古賀一家を結成していました(*2)。道仁会は古賀一家を軸に、筑後地方(福岡県南部地域)の多くのヤクザ組織によって結成されました(*3)。

 

 1980年代道仁会は福岡市に進出していました(*4)。1986年時、道仁会2次団体・大中組は福岡市内の一角を縄張りとしました(*4)。1986年に起きた道仁会と山口組との抗争過程で、福岡市に拠点を置く大中組下部団体(誠心会)の組員が山口組2次団体・伊豆組組員に襲撃される事件が起きました(*4)。大中組トップの大中義久は後に、道仁会三代目会長(在任期間:2006~2007年)に就任しました(*1) (*5)。

 

 大中義久は松尾組を出身母体としていました(*4)。松尾組トップの松尾誠次郎は道仁会二代目会長(在任期間:1992~2006年)に就任しました(*1)。

 

<引用・参考文献>

*1 『別冊 実話時代 龍虎搏つ!広域組織限界解析Special Edition』(2017年6月号増刊), p73

*2 『新・ヤクザという生き方』(安田雅企、1998年、宝島社文庫), p135

*3 『男道 九州最強といわれたヤクザ』(安田雅企、1993年、三一書房), p107

*4 『新・ヤクザという生き方』(安田雅企、1998年、宝島社文庫), p87

*5 『六代目山口組ドキュメント2005~2007』(溝口敦、2013年、講談社+α文庫), p290-291